TRPGで日々を楽しく

TRPGを日々楽しくプレイしているぬむぅのブログです。

【SW2.5】キャラシートツールのお薦め

オンセン内の日記でも書きましたが、こちらにも記載しますー。

 

SW2.5のキャラシツールはかなり多く皆さんそれぞれ使い慣れたツールがあると思いますが、私のお薦めは断然ゆとらいず工房様の『ソードワールド2.5 データ置き場』になります。

なんと言ってもキャラシが凄く見やすい! ゆとらいず工房はほとんどソドワとダブルクロスに特化したキャラシートを作っていて、他のTRPGへの汎用性がない分もの凄く見やすい造りになっています。
キャラの立ち絵をアップロードでき、経験点、成長、各能力も全て数値さえ打ち込めば自動で算出してくれます。

 

SWは色んなところで数値を書かなければいけない分、一レベル上がっただけでも命中、回避、攻撃の追加ダメージ……と書き直さなければいけない点が出てきます。
それを全て手打ちで入力するのはかなり大変な作業で確実にミスが出ます。けど、データ置き場であればほとんどミスることなくキャラシが作れるので、とても便利です。
後、地味ながらフェロー表がエピックトレジャリーで追加されたルール、フェロー拡張行動表に対応してるのが素晴らしい……。


初心者であればあるほどこちらのキャラシツールはお薦めです。

キャラクター保管所を使っている方もよく見かけますが、自動化という点ではゆとらいず工房様よりも優れていると思います。
PCの種族と生まれを選択するだけで技体心の数値が自動で表示され、後はABCDEFの値を入力するだけで各能力値Bを出してくれます。
また、武器リストというのが保管所にはあり、リストに表示された武器を選択するだけで武器の価格や威力なんかを自動で入力してくれるのはゆとらいず工房にはない機能です。
個人的にはフェロー表がないところが悲しい……。

 

 

ちなみにオンセンのキャラシートから外部のキャラシートにリンクを貼る方法は、キャラシート→共通キャラシートで作る欄から『新しくキャラクターシートを作る』を押し、(専用キャラクターシートソードワールド2.5ではないことに注意!)、TRPGの種別、キャラクター名を書き込み、外部URL欄に打ち込めばできます。
ゆとらいず工房とキャラクター保管所を使ったことがない方はお試しあれー。

【SW2.5】ゲームブック型サプリ、ヴァイスシティを一人で遊んでみる その0(準備編)

もう発売から1年以上経ってしまっておりましたね。

ソードワールドに出るサプリには色々と種類があるらしく、『悪徳の贄 ヴァイスシティ』はその中でもゲームブックサプリメントと呼ばれる、一人でも遊べるサプリのようです。

 

ゲームブック……存在自体は聞いたことあるけど、今まで遊んだことはなかったな……よし!

そう思って購入してから早一年……未だにヴァイスシティはクリア出来ていません←。

 

いや、まあ自分がゲームブックという形態に慣れていないからというのもありますが、実際かなり難易度は高めなのでは、と思います。

ゲームブックとしてではなくとも、何体かこのサプリにしか登場しない魔物データや、魔物データを魔神化させてレベルをアップさせるようなデータも載っていて重宝しています。『身体の一部が魔神化してしまった少女を助ける』をコンセプトにしたシナリオはヴァイスシティのデータを参考にしながら作りました)

もしかしたら複数人でプレイすれば少しは難易度が下がるのかもしれませんが、一人でやる場合は序盤から格上の敵と殴り合わなければいけなかったり、休む間もなく連続で戦わされたりして、すぐキャラクターが死んでしまう……。

 

ということで今回はこの時間が空いているタイミングで、ちょっと気合いを入れてヴァイスシティ、クリアを目指してやっていきたいと思います!

 

まずは準備!

ヴァイスシティは……というよりもTRPGは紙とペンさえあれば出来るゲームではありますが、今回はなるべく色んなものを自動化してやっていきたい……ということで、オンラインセッションツールのユドナリウムでやってみることにしました!

(途中で遊びを中断してもルームデータを保存できるので便利です!)

最初にやることはP.5に書いている『本書独自のルール』を読み……そしてキャラクターを作成すること!

キャラクターはルールブックⅠのサンプルキャラクターを用意してもいいし新規で作成してもいいとのこと。ではでは新規作成でキャラクターを作りましょう。

 

ヴァイスシティで遭遇する魔物はPCの人数を参照して数が多くなります。しかしルールブックⅢで登場する騎獣はPCの人数には含めない……よし、ズルをしよう(笑)

 

ということで騎獣と、その騎獣を強化できるということでティエンスを使ってキャラクターを作成! 後は先制判定のできるスカウトを取って……

経歴表までは普通に振る……と。それで、P.19の導入からダイスを振って3つある内のどの導入かを選ぶ。希望するならばヴァイスシティの出身者としての経歴表も振って良い……折角なので振ってしまいましょう!

そうしてダイスで選ばれた導入は「復讐」 経歴表は「父の形見の黒いロングードを持っている」……それもう完全に父親を殺した相手に復讐しようとしてますよね!

ファイター1、ライダー2、スカウト1のティエンスが無事完成できました!

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=SFWBOg

 

そして今回は全てユドナリウム上でやろうと考えているので、ユドナリウムでキャラのコマや背景を用意!

 

ゲーム内の時間を1時間単位で管理しないといけないため、キャラクターシートで時間を管理する用の時計を用意して……

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ヴァイスシティのMAPを取り込んでこれをユドナリウムのテーブルに設定して……

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さらにP.106のオリジナルフェロー、ネイルちゃんも引き連れて準備完了!

 

これでティエンスのココちゃんの、ヴァイスシティでの復讐の旅が始まります!

しばらくの目標

今日から4日間連続でオンラインセッションです笑

おかげさまで楽しく毎日のようにTRPGを楽しんでおります、ぬむぅです。

 

Twitterの方でちょっと呟いたことなのですが、最近はシナリオを自作したり、配布したり、動画を作ったりと行った方々と交流することが多くなり、「自分もやってみたい!」と思いまして……笑

しばらくの目標をBOOTHで自作シナリオを公開する、というものに定めました。

色々とBOOTHを見ていますとテキスト形式ではなく、PDF形式……それもきちんと同人誌のような形式で出されている方も多いですね……。

 

じつはadobeに毎月定額払ってadobeのソフトは使えるようにしているのでindesign……使ってみようかな。

 

ただそこまでやると使い方を勉強しつつデザインをどうするかでかなり作業時間がかかりそう。なので最初はテキストでつくる……かなぁ。

それでも人に読ませる用の文章に直さないといけないので時間がかかることはかかるんですけどね……

 

 

 

 

新ココフォリアの使い方(PL用)

新ココフォリアを使ったことがない人向けの使い方説明です。PLをやるための必要最低限の部分を書いていきます。

分かりづらかったらすいません!

(これを書いたのは2020年4月20日です)

 

1.URLをGM(KP)から教えてもらう

まずはURLをGM(KP)から教えて貰いましょう。教えてもらわないとルームに入ることが出来ません。なお、GMをやる際はTwitterのアカウントが必要となりますがPLをやるだけならばアカウントはいりません。

 

2.キャラクターを作成する

部屋に入ることが出来ましたら、キャラクターを作成しましょう。

画面の上部にアイコンが並んでおりますが、その中で人の顔のようなアイコン(カーソルを合わせると『マイキャラクター保管庫』と出ます)をクリックします。

ココフォリア 人のアイコンをクリック


すると右側からマイキャラクター一覧というウィンドウが出てきます。その右上にあるプラスボタンをクリックします。

 

右上にある+ボタンをクリック

 

キャラクター編集ウィンドウが出てきます。

編集画面はかなり項目が多いのですが、ただ遊ぶだけであるならば必要なものは多くありません。

必要最低限の部分だけを説明していきます。

 

立ち絵

まずは左上。名前の横にある人の形のアイコンをクリックしますと、画像選択というウィンドウが出ます。この状態でTRPGに使いたい立ち絵をドラッグ&ドロップすると、立ち絵が表示出来るようになります。

名前

その横、名前の欄に自身のキャラクターの名前を入れましょう

イニシアティブ

ここに入れる数値が大きい順にキャラクターが表示されるようになります。

クトゥルフ神話TRPGであればここにキャラクターのDEXを入力しましょう。特にイニシアティブが重要じゃないTRPGソードワールド等)であれば、ここには何も入れないで良いです。

キャラクターメモ

メモになります。自分は主にPL名を入れています。

人によってはキャラクターステータスをコピペしてここに貼り付けている人もおります。

参照URL

キャラクターシートのURLをここに入力しておきますと、他のプレイヤーが自分のキャラクターシートを見やすくなります。

ステータス

それから下にスクロールしていくと、ステータスという項目が出てきます。

クトゥルフ神話TRPGをやるためのツールということでココフォリアは開発されていたので、最初からSANという項目があります。クトゥルフ神話TRPGを遊ぶ場合はそのままHP、MP、SANの最大値、現在値を入力していきましょう。

 

クトゥルフ神話以外のTRPGであればSANの項目はいらないので、ステータス、という項目の横にある+-のボタンで-のボタンを押しましょう。

そうすると一番下にあったSANの項目が消えます。

 

チャットパレット

チャットパレットを使わない方、チャットパレットって何? という方はいったんここは飛ばしてしまってください。初めてオンラインセッションをやろうとする方はよくわからないと思うので、使わない方が無難です。

下にスクロール……チャットパレットを入力しておくと、すぐにダイスを振ることができるのでわかる方は入力しておきましょう。

 

クトゥルフであれば、

1d100<=80 目星

1d100<={SAN} SAN

 

というように書いておけば、目星を振るときに楽になります。また、{SAN}で入力しておくと、現在SANの値を参照してダイスを振ってくれます。

上で説明しなかったパラメータ欄ですが、そちらに記入したものも{}でくくれば参照してくれます。

 

盤面に追加

そして、『ステータスを非公開にする』『発言時キャラクターを表示しない』『盤面キャラクターを一覧に表示しない』は何も弄らないで、『右下の盤面に追加』をクリックすればキャラクターが盤面に出てきます。

(もしも弄ってしまったとしても、上画面のように直してもらえれば大丈夫です)

 

 

このように、画面の左側にキャラクターのステータス、盤面にキャラクターのコマが出ていれば無事作成が出来ています!

Hint.よくわからない時は……

説明ばかりでよくわからねえ! 何がなんだかわからない……と思った方はキャラクターの名前だけ入力して、とりあえず盤面に出してしまいましょう。

盤面に出してしまえば(確か)他の方も弄れるようになるので、参加者にやり方を知っている人がいれば助けてくれると思いますよ♪

 

3.チャットで発言する、ダイスを振る

チャットでの発言の方法です。ですがその前に、チャット画面が表示されていない場合があります。その場合は、画面右上のアイコンの一番右側、『|>』となっている場所をクリックしましょう。

 

元からでていれば不要です。

 そしてルームチャット下部に『メイン』『情報』『雑談』というタブが出ています。

チャット画面を分ける機能ですね。GMによってはさらに新しくタブを増やしている方もいると思いますが、基本のタブは上記3つになります。

文字の下に赤いラインがついているところで発言がされるようになるので、任意のところで発言をしましょう。

 

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①キャラ選択

まずはキャラ選択、ここをクリックすれば先程登録したキャラが出てきますので、さらにクリックしましょう。名前欄がそのキャラクターのものになったはずです。

②チャットパレット

先程キャラ作成時に入力したチャットパレットが出てきます。

ダイスを振る時なんかにこちらをクリックすれば少し楽が出来ます。(チャットパレットを使用しない方は不要です)

③文字色変更

発言する時に文字色を変更しておくと、他の人と差別化出来て誰が発言したかわかりやすくなります。

④送信

全部設定できたら送信ボタンをクリックしましょう。これでチャットへの発言が出来ます。

 

ダイスはTRPGによって色々と振り方が変わりますが、例えば『1d6』と入力して発言すると、自動でダイスを振ってくれます。6面体のダイスを1個振ってくれます。

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「1d6」と発言すると……

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自動でダイスを振ってくれます!

 

1d6というのは、6面体ダイスを1個振るという意味になります。

なので2d6であれば6面体ダイスを2個振る、1d100であれば100面体ダイスを1個振る、ということになります。

やりたいTRPGやその時の判定によって変わってきますので、ダイスを振る時はGMの指示に従いましょう。

4.その他の機能

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①ステータスの更新

画面左側でキャラクターのステータスを管理できます。

HP等が減った場合、左側の自分のキャラクターをクリックしましょう。するとHP、MPを増減できるウィンドウが出てきますので、そちらで減らしましょう。

②BGMの音量

画面の中央から少し左側、BGMの音量を管理できるツマミがあります。これは他の人のBGMの音量には影響しませんので、自身の環境に合わせてBGMの音量を調節しましょう。

③盤面のサイズ変更

盤面の左下に虫眼鏡マークのアイコンがあります。直感でわかる通り、これは盤面の大きさを変更できるものです。こちらも他の人には影響しないので、自分の見やすい大きさに適宜変更しましょう。

また、パソコンから入っている場合はマウスのスクロールホイールでも大きさを変更できます。

 

大雑把にココフォリアのやり方を使い方を書いていきましたが、いかがでしょうか。

まだ色々と機能はあるのですが、最低限は書いてきたと思います。

 

また、GMをやる場合はもっと機能があるので、そちらもいつか紹介できたらいいなと思います。

(まだそれほどココフォリアでGMをやっていないのですが)

 

 

TRPGで役に立つリンク集

主に自分用です。

TRPGのオンラインセッションをする際によく使うサイトへのリンクをまとめたものです。

 

1.TRPG会場

ユドナリウム

TRPGツールのひとつ。3Dでぐりぐり動かせるしカード機能もついてるので凄く便利!

3Dを駆使して高低差のあるマップをつくる等、凝ろうと思えばどこまででも凝ることが出来るルームをつくれます。

 

ココフォリア

主にクトゥルフ神話TRPGを行う時なんかに使うツール。どどんとふユーザーであればおそらくユドナリウムよりも使いやすいツールなんじゃないかと思います。

 

オンセン

会場、というかTRPG専用のSNS。私の卓募集は主にこちらで行っています。

(逆にあまりTwitterとかではやらない……あんまりTwitterでのやり方がわからない)

オンセン内でもセッション用のツールは用意していただいていますが、人の多い休日なんかだと重くなりがちです。

 

2.クトゥルフ神話TRPG

クトゥルフWebダイス

『能力値の一括で振る』ボタンを押すだけでキャラ作成のためのダイスを全て振ることが出来ます。簡単! クトゥルフキャラクターシートは主にオンセン内のマイページに作って保存しています。

 

3.ソードワールド2.5

ゆとらいず工房

ソードワールドのキャラシを保存する際は主にこちらを利用させてもらっています。

ソドワのキャラシに特化した作りになっているため、とても見やすいです!

また、チャットパレットをキャラシート内でカスタマイズ出来たり、第二フェロー表まで載せることが出来るのも特徴。

 

4.キャラクターシート

キャラクター保管所

様々なTRPGのシステムのキャラシを保管できるサイトです。ゆとらいず工房様と並行してこちらにもSW2.5のキャラシを保管させてもらっています。永い後日談のネクロニカのキャラシもこちらを利用させてもらっています。

 

キャラクターシート倉庫

こちらもキャラクター保管所様と同様に様々なシステムのキャラシを保管できるサイトです。あえてなのかはわかりませんが、保管所様とキャラクターシート倉庫様では登録できるシステムがあまり被っておらず、2つのサイトを使い分けてつかっている方も多いかと思います。

私はインセイン、銀剣のステラナイツ、フタリソウサ、スカイノーツ等でこちらのサイトを利用させてもらっています。

ソードワールド2.5(SW2.5)をオススメしたい2

その1からの続きです。

 

3.戦闘が楽しい!

なんと言ってもSW2.5は戦闘が楽しいシステムです!

私はTRPGを始めた頃はクトゥルフをやっていたのでそちらとの比較となってしまうのですが、クトゥルフクトゥルフで戦闘も楽しいもの、元々戦闘向きのシステムじゃないのであまり明確になっていないようなルールも多くあります(例えば敵との位置関係であったり、攻撃の届く範囲であったりなどですね)

 

その点SWは戦闘をするためのシステム周りがかなり明確にルール化されています。

剣を振るうためにはまず敵の近くにいないといけません。

しかしその場所に言ってしまうと敵の後衛からの攻撃が当たってしまう、みたいな駆け引きが距離の概念によって生まれます。

他にも、『セージ』という技能で魔物の知識を持っていないと敵がどのようなデータで攻撃してくるかわからない(=敵のデータを見ることができない)、『スカウト』という技能で先制を取らないと敵から先に攻撃されてしまう、等手に汗握るような戦闘が楽しめます。

魔法使い職なんかはその中でも行動の選択肢が多く、味方の補助をするのか、それとも敵に攻撃をするのか、はたまた回復に回るのか……等戦局を見極めて行動を変えていく、というのがとても楽しいです。

PL同士であーでもないこーでもない、と相談しながら戦闘をするものの、クリティカルやファンブルによって立てていた戦略が一気に変化するのも魅力のひとつ。ダイスの出目が予期せぬ戦闘のドラマを生んだりします(笑)

 

戦闘……かなり難しそうじゃない? と思う方でも大丈夫。

ルールブックⅠに載っている戦闘ルール、『基本戦闘』はかなり簡略的なルールでして、距離をかなり簡略化して行う戦闘ルールとなっています。このルールで遊んでいる方もかなり多いため、そこまで敷居は高くないかと思います。

慣れてきたらルールブックⅡの『上級戦闘』にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

 

4.キャラ作成が楽しい

個人的にはこれがSWの中で一番楽しい。

ルールブックⅠだけでも種族が7種、ⅡとⅢまで揃えると12種類の種族が選べ、さらに技能(ファイター、ソーサラー等)と呼ばれるものが16種類選べます。

この12種類の種族と16種類の技能から組み合わせてキャラクターをつくる訳ですが、さらに500種類以上あるアイテムからセッションをクリアすることでもらえるお金を使って買い物をすることになります。

今の予算内でいくらの武器を購入できるのか……そんなことをうんうん悩みながらキャラを作成するだけで2~3時間くらいは吹っ飛びます笑

 

経験点もセッションごとにもらえるため、一番得意な技能をさらにレベルアップさせるか、それとも新しく技能を覚えるかで毎回悩まされることになります。

 

逆に……あんまりにもキャラクターのカスタマイズ性が高いので初めて触れる方には何を買っていいのかわからない、というような状態になります。

初めてやられる方や、あまり慣れていない状態のPLさんはあらかじめ出来上がっているサンプルキャラクターが各ルールブックに載っておりますので、そちらを使うことをお薦めします。

 

そしてこのキャラメイクのは最後には経歴表と、冒険に出た理由表というものを振ります。

これはそのキャラクターがどのような生い立ちだったか、どうして冒険者となったかをダイスで決めるというものですが……多くのプレイヤーからは大惨事表と恐れられています笑

 何故かと言えば、『大切な人を生き別れている』『自殺を試みたことがある』『故郷を滅ぼされた』みたいな割と悲惨な経歴がぽんぽん出てしまうからです……。

いや、もっとちゃんとポジティブな経歴もあるんですよ? だけど結構な確率でPCには重い経歴を背負わされるというか……。それはそれでロールプレイしやすくていいんですけどね!

 

 ということで拙い語彙での布教記事でしたが……私の語彙では百分の一もSWの楽しさが伝えられていない気がしますが……!! 以上となります。

本当に楽しいよソードワールド! みんな沼にハマろう!

 

ソードワールド2.5(SW2.5)をオススメしたい1

 

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ここ最近私がずっと遊んでいるTRPGソードワールド2.5(以下SW2.5)ですが、滅茶苦茶楽しいTRPGです。1年間くらい遊び続けておりますが飽きがなかなか来ません。

SW2.5をもっと布教したい……! オススメしたい……! ということで布教のための記事を書きます。

 

名前は聞いたことあるけどどういうTRPGなのかわからない、ちょっと気になっているけど手が出せていないという方の背中を後押し出来たら幸いです。沼へ来い……沼へ来るのだ……

 

1.安い! 1000円以下で遊び始められる!

一番最初に押し出すトコそこかよって感じですが大事です笑

SW2.5の基本ルールブックと呼ばれるものは3冊発売されていますが、始めるにはまずは一冊だけ、ルールブックⅠと書かれているものを買うだけでOKです。

 

SW2.5はキャラクターのレベルが2からスタートし、最大レベルが15となっています。

そしてこのルールブックⅠではレベル5まで上げることが出来ます。

え、レベル3しか上がらないの? 全然できないじゃん、と一瞬思うのですが、そんなことはありません。

 

SWはレベルが上がりにくいシステムであり、初期でつくる2レベルから3レベルに上げるのにも2回ほどセッションが必要になります。

なので、レベル5まで上げるのにも6~7回はセッションを繰り返す必要があります。

 

後述しますが選べる種族も7種類あり、最初はどの種族からやるかかなり迷います(笑)

おまけにかなりの文量があり、ページ数は479ページあります。小説1冊読むよりも読み応えがあります。

(一気に基本ルールブック1,2,3全部揃えるという方もいらっしゃると思いますが、SWが初めてであれば個人的にはあまりお薦めしません。一冊だけでも本当に量が多いため、一気に読もうとすると何が何だかわからなくなります。SWに慣れてきて、面白い! 別の種族や技能も試したい! と思った時に買うのが良いかと思います)

 

ルールブックⅠは本体代900円(税別)。他のTRPGなんかと比べるとかなり安くスタートしやすいです。それだけでもお薦め出来る理由となります。

2.王道な剣と魔法のファンタジーの世界観

SW2.5はおそらく日本人には一番なじみ深い「剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジー」です。

人間やエルフ、ドワーフなどの種族があり、敵として蛮族と呼ばれるゴブリンだったりリザードマンだったりがいたりします。

王道ファンタジーもののTRPGで似たようなものは、世界で最初のRPGと呼ばれる「D&D」だったり、最近だったらゴブリンスレイヤー、このすばとかもありますね。

 

個人的に思うSWの世界観の特徴は、『日本人がつくった日本人に向けた王道ファンタジー』という感じです。

例えばPCとして選べる「ナイトメア」という種族は、穢れというものを生まれた時から持った種族であり、他の種族からは「忌み子」として扱われます(より敵側に近い種族です)。ですが他の選べる種族よりも全体的な能力が高く、魔法戦士として適正の高い種族となっており主人公ポジションになりやすいです。

村人を怪物から助けたのに「ヒッ……」と恐れられる、みたいな展開になったら……最高にエモですね!

SWは一度魔動機文明という機械の発達した歴史があり、それが滅びている、という設定があります。そのため、機械的なものがほとんど再現は出来ないけれど稼働し続けていることがあります。

PCで選べるルーンフォークという種族もその代表格で、簡単に言えば『ロボット』です(!)

とはいえ普通の人と同じように睡眠や食事を取ったりもしますが、老いることはなく、稼働停止時期となるまで動き続けます。このゲームはPCが死んでもナイトメアの時に語った『穢れ』を溜めることで生き返ることが出来るのですが、ルーンフォークは生き返りを行っても『穢れ』が溜まりません。その代わり、最新の一年間の記憶が失われてしまいます。

今まで仲間として数々の冒険を繰り広げてきたルーンフォークが死亡し、生き返ったと思ったら仲間全員の思い出を忘れているとか……最高にエモくない?(こればっか)

他にもこの魔動機文明の名残から銃という兵器や、はたまた魔動列車、魔動バイクなんていう乗物もあります。

 

ちょっと長くなってきたので、その2に続きます。