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TRPGを日々楽しくプレイしているぬむぅのブログです。

ソードワールド2.5(SW2.5)をオススメしたい1

 

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ここ最近私がずっと遊んでいるTRPGソードワールド2.5(以下SW2.5)ですが、滅茶苦茶楽しいTRPGです。1年間くらい遊び続けておりますが飽きがなかなか来ません。

SW2.5をもっと布教したい……! オススメしたい……! ということで布教のための記事を書きます。

 

名前は聞いたことあるけどどういうTRPGなのかわからない、ちょっと気になっているけど手が出せていないという方の背中を後押し出来たら幸いです。沼へ来い……沼へ来るのだ……

 

1.安い! 1000円以下で遊び始められる!

一番最初に押し出すトコそこかよって感じですが大事です笑

SW2.5の基本ルールブックと呼ばれるものは3冊発売されていますが、始めるにはまずは一冊だけ、ルールブックⅠと書かれているものを買うだけでOKです。

 

SW2.5はキャラクターのレベルが2からスタートし、最大レベルが15となっています。

そしてこのルールブックⅠではレベル5まで上げることが出来ます。

え、レベル3しか上がらないの? 全然できないじゃん、と一瞬思うのですが、そんなことはありません。

 

SWはレベルが上がりにくいシステムであり、初期でつくる2レベルから3レベルに上げるのにも2回ほどセッションが必要になります。

なので、レベル5まで上げるのにも6~7回はセッションを繰り返す必要があります。

 

後述しますが選べる種族も7種類あり、最初はどの種族からやるかかなり迷います(笑)

おまけにかなりの文量があり、ページ数は479ページあります。小説1冊読むよりも読み応えがあります。

(一気に基本ルールブック1,2,3全部揃えるという方もいらっしゃると思いますが、SWが初めてであれば個人的にはあまりお薦めしません。一冊だけでも本当に量が多いため、一気に読もうとすると何が何だかわからなくなります。SWに慣れてきて、面白い! 別の種族や技能も試したい! と思った時に買うのが良いかと思います)

 

ルールブックⅠは本体代900円(税別)。他のTRPGなんかと比べるとかなり安くスタートしやすいです。それだけでもお薦め出来る理由となります。

2.王道な剣と魔法のファンタジーの世界観

SW2.5はおそらく日本人には一番なじみ深い「剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジー」です。

人間やエルフ、ドワーフなどの種族があり、敵として蛮族と呼ばれるゴブリンだったりリザードマンだったりがいたりします。

王道ファンタジーもののTRPGで似たようなものは、世界で最初のRPGと呼ばれる「D&D」だったり、最近だったらゴブリンスレイヤー、このすばとかもありますね。

 

個人的に思うSWの世界観の特徴は、『日本人がつくった日本人に向けた王道ファンタジー』という感じです。

例えばPCとして選べる「ナイトメア」という種族は、穢れというものを生まれた時から持った種族であり、他の種族からは「忌み子」として扱われます(より敵側に近い種族です)。ですが他の選べる種族よりも全体的な能力が高く、魔法戦士として適正の高い種族となっており主人公ポジションになりやすいです。

村人を怪物から助けたのに「ヒッ……」と恐れられる、みたいな展開になったら……最高にエモですね!

SWは一度魔動機文明という機械の発達した歴史があり、それが滅びている、という設定があります。そのため、機械的なものがほとんど再現は出来ないけれど稼働し続けていることがあります。

PCで選べるルーンフォークという種族もその代表格で、簡単に言えば『ロボット』です(!)

とはいえ普通の人と同じように睡眠や食事を取ったりもしますが、老いることはなく、稼働停止時期となるまで動き続けます。このゲームはPCが死んでもナイトメアの時に語った『穢れ』を溜めることで生き返ることが出来るのですが、ルーンフォークは生き返りを行っても『穢れ』が溜まりません。その代わり、最新の一年間の記憶が失われてしまいます。

今まで仲間として数々の冒険を繰り広げてきたルーンフォークが死亡し、生き返ったと思ったら仲間全員の思い出を忘れているとか……最高にエモくない?(こればっか)

他にもこの魔動機文明の名残から銃という兵器や、はたまた魔動列車、魔動バイクなんていう乗物もあります。

 

ちょっと長くなってきたので、その2に続きます。