TRPGで日々を楽しく

TRPGを日々楽しくプレイしているぬむぅのブログです。

ソードワールド2.5(SW2.5)をオススメしたい2

その1からの続きです。

 

3.戦闘が楽しい!

なんと言ってもSW2.5は戦闘が楽しいシステムです!

私はTRPGを始めた頃はクトゥルフをやっていたのでそちらとの比較となってしまうのですが、クトゥルフクトゥルフで戦闘も楽しいもの、元々戦闘向きのシステムじゃないのであまり明確になっていないようなルールも多くあります(例えば敵との位置関係であったり、攻撃の届く範囲であったりなどですね)

 

その点SWは戦闘をするためのシステム周りがかなり明確にルール化されています。

剣を振るうためにはまず敵の近くにいないといけません。

しかしその場所に言ってしまうと敵の後衛からの攻撃が当たってしまう、みたいな駆け引きが距離の概念によって生まれます。

他にも、『セージ』という技能で魔物の知識を持っていないと敵がどのようなデータで攻撃してくるかわからない(=敵のデータを見ることができない)、『スカウト』という技能で先制を取らないと敵から先に攻撃されてしまう、等手に汗握るような戦闘が楽しめます。

魔法使い職なんかはその中でも行動の選択肢が多く、味方の補助をするのか、それとも敵に攻撃をするのか、はたまた回復に回るのか……等戦局を見極めて行動を変えていく、というのがとても楽しいです。

PL同士であーでもないこーでもない、と相談しながら戦闘をするものの、クリティカルやファンブルによって立てていた戦略が一気に変化するのも魅力のひとつ。ダイスの出目が予期せぬ戦闘のドラマを生んだりします(笑)

 

戦闘……かなり難しそうじゃない? と思う方でも大丈夫。

ルールブックⅠに載っている戦闘ルール、『基本戦闘』はかなり簡略的なルールでして、距離をかなり簡略化して行う戦闘ルールとなっています。このルールで遊んでいる方もかなり多いため、そこまで敷居は高くないかと思います。

慣れてきたらルールブックⅡの『上級戦闘』にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

 

4.キャラ作成が楽しい

個人的にはこれがSWの中で一番楽しい。

ルールブックⅠだけでも種族が7種、ⅡとⅢまで揃えると12種類の種族が選べ、さらに技能(ファイター、ソーサラー等)と呼ばれるものが16種類選べます。

この12種類の種族と16種類の技能から組み合わせてキャラクターをつくる訳ですが、さらに500種類以上あるアイテムからセッションをクリアすることでもらえるお金を使って買い物をすることになります。

今の予算内でいくらの武器を購入できるのか……そんなことをうんうん悩みながらキャラを作成するだけで2~3時間くらいは吹っ飛びます笑

 

経験点もセッションごとにもらえるため、一番得意な技能をさらにレベルアップさせるか、それとも新しく技能を覚えるかで毎回悩まされることになります。

 

逆に……あんまりにもキャラクターのカスタマイズ性が高いので初めて触れる方には何を買っていいのかわからない、というような状態になります。

初めてやられる方や、あまり慣れていない状態のPLさんはあらかじめ出来上がっているサンプルキャラクターが各ルールブックに載っておりますので、そちらを使うことをお薦めします。

 

そしてこのキャラメイクのは最後には経歴表と、冒険に出た理由表というものを振ります。

これはそのキャラクターがどのような生い立ちだったか、どうして冒険者となったかをダイスで決めるというものですが……多くのプレイヤーからは大惨事表と恐れられています笑

 何故かと言えば、『大切な人を生き別れている』『自殺を試みたことがある』『故郷を滅ぼされた』みたいな割と悲惨な経歴がぽんぽん出てしまうからです……。

いや、もっとちゃんとポジティブな経歴もあるんですよ? だけど結構な確率でPCには重い経歴を背負わされるというか……。それはそれでロールプレイしやすくていいんですけどね!

 

 ということで拙い語彙での布教記事でしたが……私の語彙では百分の一もSWの楽しさが伝えられていない気がしますが……!! 以上となります。

本当に楽しいよソードワールド! みんな沼にハマろう!