TRPGで日々を楽しく

TRPGを日々楽しくプレイしているぬむぅのブログです。

滅茶苦茶久しぶりです

とても久しぶりの日記になります。

 

ここ最近はもの凄く卓充してます。自身の環境はコロナによって特に何も変わってはいないのですが、こころなしか立っているTRPGの卓の数が多くなっているように感じます。

 

うん、やっぱりこういう時こそオンラインセッションを楽しまないといけないですね!

 

今自分はソードワールド2.5を中心に色々と他のシステムをつまみつつ楽しんでいるという感じですが、マーダーミステリーというものに注目しています。

 

TRPG人狼というようなシステムで、参加者の中にいる犯人を見つけ出しつつ、シナリオで定められた自身のミッションをこなす、というようなものですがこれがまた奥深い。

 

参加者それぞれによってロールプレイも変わるし、犯人がわかっても周囲から犯人だと思われたら意味がないし……という感じでとても楽しいです。

 

今のところマーダーミステリーは3作品遊びましたが、もっとやっていきたいです……!

ユドナリウム(Udonarium)の使い方その1 ルームをつくる方法と入る方法

ユドナリウムって何?

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ユドナリウム(Udonarium)はTK氏が開発しているTRPGのオンラインセッションツールです。3Dで表示されるクールなマップ、サーバーに依存しないため動作が快適、Flashが終了しても影響のないとても便利なツールです。

ユドナリウムはいいぞ!

推奨ブラウザ

推奨ブラウザはGoogle Chromeとなっております。Internet Explorerでは動かないので注意してください。

スマホには対応していないため、パソコンで使用してください。

使い方

 https://udonarium.app/
↑こちらのリンクからユドナリウムを開いてください↑

GMとして部屋を作成する場合も、PLとしてGMが作成したルームへ入室する場合もまずは「ロビー(ルーム一覧)を表示」をクリックしましょう。


GMとしてルームを作成する場合は赤枠の新しいルームを作成を押してください。
PLとしてルームに入室する場合は青枠の一覧を更新をクリックしてください。

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『新しいルームを作成する』を押すと下記のような画面が出てきます。

GMはこちらでルーム名とパスワードを設定した後、『新しいルームを作成』ボタンを押します。ここでつくったルーム名とパスワードを参加するPLに連絡しましょう。これでGMの準備は完了です。

※注意! ユドナリウムはルームから全員がブラウザを閉じてしまうとそのデータが消失してしまいます。そのため、GMはルームを用意したらそのままルームのブラウザを開いている状態にしておきましょう。

 

GMから教えてもらったルーム名をPLは探し、見つけたら接続するボタンをクリック。その後に出てくるパスワードを入力し、ルームに入りましょう。

 

ルームに入る前でも後でも設定可能ですが、『あなたのニックネーム』欄にある名前を書き換えることでPLとしての名前を表示しておくことができます。

 

ユドナリウムのルームをつくる方法と入る方法は以上です。

 

 

〈組みつき〉のルールについての解説、及び裁定の考察

 

クトゥルフ神話TRPGの戦闘用の技能の中に〈組みつき〉という技能がありますが、これルールブックを読んでも分かりづらくないですか? 僕はすごく分かりづらいです!

KPによっても裁定や、やれることが違ったりもするため、個人的にはあまり自分のPCには取らせたくない技能だったりします。

その組みつきについての個人的な解説、及びどのように裁定していくのがよいかについての個人的な考察を書いていきます。

(個人的な考察となりますので、間違い等もあると思います。その場合はご指摘ください!)

 

※この記事はクトゥルフ神話TRPG第6版用のものとなります。7版には組みつきという技能は無くなっておりますのでご注意ください。

 

ルールブックにおける〈組みつき〉

クトゥルフ神話のルールブックではP.77~P.78にその記載があります。その内容についても少しわかりにくいかと思いますので、さっくりとかみ砕いて記載していきます。

〈組みつき〉をされた場合、〈組みつき〉あるいは他の攻撃によって受け流しをされる場合がある。〈組みつき〉が成功した場合、対象をつかまえたことになり、その後の行動にオプションがある。

  1. STR対抗で勝利することで、相手を押さえ込んで動けない状態にする
  2. 対象を倒す。このオプションは自動的に成功する
  3. 最初のラウンドかあとのラウンドに対象をノックアウトする。
  4. 対象の武器を取り上げる。2ラウンド必要。
  5. 対象を肉体的に傷つける。その場合、相手はすでに押さえられている状態でなければならない。
  6. 対象の首を絞める

正確な記述や各用語の意味については各々のルールブックを確認していただければと思います。ルールブックの通りですと、組みつきを行った場合、上記6通りのオプションからいずれかを選べる、ということになります。

組みつきの流れ

では、これを踏まえた上で組みつきをする時の流れは、

組みつき成功(相手を捕まえた状態)→いずれかのオプションを選択→選択したオプションについての判定→次のPCの手番

となります。しかし、このオプション選択の流れまでがやや複雑で、それぞれのオプションについても如何様にも取れるような形でルールブックには記載されています。

(例えば2個目の「倒す」という行動一つ考えても、倒したからどうなるのか、ということは何も書いていません。地面に倒す、ということであればもしかしたらダメージが入るのではないか? 行動しづらくなるから相手の行動にペナルティがつくのではないか? ここらへんのファジーさがクトゥルフ神話TRPGの売りでもありますが、組みつきがややこしい技能となってしまっているのかと思います)

では、ここからはそれぞれの状態やオプションをどう裁定していくのかについて考えていきます。

対象をつかまえた状態

組みつきに成功した時の『つかまえた状態』、であれば対象は組みつかれ拘束されている状態と思われます。

(これも状況によって色んな状態が推測できます。相手の両腕を後ろからホールドした状態、相手の手首を掴んだ状態、等)

この状態になった場合、対象は何らかの手段でふりほどかない限り行動できないと考えて良いでしょう(頭突き等の例外あり)。その行動自体は、対象になっているキャラクターの手番に行うべきでしょう。

そのふりほどく手段ですが、オプション1に書いてあるSTR対抗にしても良いでしょうし、P.72に書かれているオプションルールとして〈噛みつき〉という行動でPOW対抗にしても良いかと思います。

つまり、『つかまえられた状態』になっているPCは以下の行動を取ることが出来ます。

  1. STR対抗で振り払う
  2. 〈噛みつき〉によってPOW対抗で振り払う
  3. 頭突きを行い、ダメージを与える

 

逆に『つかまえた状態』になっている自身は、腕などを使用できない状態かと思います。そのため、他の誰かから攻撃された時、回避や受け流しをする場合は『つかまえた状態』を解除しなければ使えないのではないでしょうか。

押さえ込んで動けない状態

これはルルブに書いてある通りですね。相手が1人の状態でこの状態になった時は戦闘に勝利したと考え、終わらせてもいいかと思います。

対象を倒す

転ばせる、転倒させる、といった言葉に置き換えた方がいいでしょう。このオプションを選ぶと自動成功します。しかし、ただ転ばせる、というだけだと特にメリットが感じられません。

例えば転倒した状態では身動きが自由に取れず、次の組みつきからのふりほどく判定に対してマイナスのペナルティを与える(-10%~-20%くらい?)というような裁定をしてもよいかと思います。

もしくはPLさんのプレイング次第……でしょうけれど、例えば倒す場所を水の中、崖(突き落とすようなイメージ)、尖った石や硬い器具のある場所、というようにすればその時々に応じてダメージやなんらかの効果を与えて上げた方が良いでしょう。

対象をノックアウトする

 書いてある中で一番強いオプションです笑

ノックアウトのルールについてもルールブックP.67 戦闘のスポットルールに載っています。

このオプションをそのまま受け取るならば、組みつきが成功しただけで相手を数分間意識不明にさせることができます。他のオプションを選ぶ理由がないほどの強すぎるオプションです。

この解釈が間違っていたとして、他の考えられる解釈としては、

『ノックアウトする』というのは、『ノックアウト宣言をすることで<組みつき>技能を使ってノックアウト攻撃できる』と考えることもできるかもしれません。

しかし、組みつきはダメージを与えない技能ですので、ダメージ0と相手の残耐久値との対抗判定となり、成功率は0%です。こちらの解釈は選ぶ意味がありません。

このオプションを選択された時、KPはただちにノックアウトさせるか、もしくはオプション5の『対象を肉体的に傷つける』を選択された時と同様のダメージが入ると考え、そのダメージの値を使用してノックアウト宣言を処理しましょう。

対象の武器を取り上げる。

 書いてある通りです。

対象を肉体的に傷つける

このオプションを選ぶためにはオプション1の『対象が押さえ込んでいる状態』でないといけません。その状態で再び組みつきに成功する必要があります。成功すれば所定のダメージを相手に与えることができます。

対象の首を絞める

溺れ、窒息ルール(ルルブP.62)に従って処理を行ってください。

 

 

……とまあ、このような形で書いて参りましたが、やっぱりわかりにくいですかね?

あくまで私の場合の裁定ですので、『私はこうしている』というのがあれば教えてください!

ではでは~

 

 

数学6点でもわかる! TRPGのための確率計算 攻撃が当たり、それが回避される確率は?

 

こんにちは! 学生時代、数学で6点を取ったことのあるぬむぅです(泣) 

 TRPGはダイスを振って進行していくゲームです。ここ一番という大きな場面で、不確かな数値を出すダイスによって命運が決まってしまうのです。

こんな時、確率を知っておくととても便利です。ダイスの目の確率がいくらいくらなので、ここは戦闘するよりも別の手段で問題を解決すべきだ! ということが計算できれば、GMであれPLであれ、先の展開をコントロールしやすいのです。

 

……いや、当然わかってるわ! って人の方が大多数ではあると思いますが、私みたいにちょっと数学自信ないわ……って人だっているんですよ!

 

ということでこの記事では数学のやり直し。確率についてお勉強していきたいと思います。おそらく高校一年生くらいの内容となるかと思いますので、それ以上のお歳の方は学生に戻った気分になって学んでいきましょう笑

 公式

まずは公式を覚えてしまいましょう。

この3つの公式を覚えてください!

 

  • が起こる確率=が起こる場合の数/全ての場合の数
  • またはが起こる確率 2つの確率を足し算する → 「和の法則
  • かつが起こる確率 2つの確率をかけ算する → 「積の法則

 

では、クトゥルフ神話TRPGクトゥルフで考えるのが一番簡単)でよく起こる場面を例題にしてこれらの公式を考えていきます。

 

 Aが起こる確率=が起こる場合の数/全ての場合の数

 

クトゥルフ神話TRPGでは1d100(10面ダイス2個)を使って技能の成否を判断します。振った数値が割り振っていた数値以下ならば成功となります。

 

「目星技能を振ってください」と言われた時、目星に元々の25に25分を割り振っていたとしたらこの目星が成功する確率は……

目星が成功する確率=50(技能値)/100(全ての場合の数)=1/2

となります。……解説するまでもなく簡単ですね。目星の技能値が50だった場合は1/2の確率、2回に1回は成功するのです。

あるいはこんな公式を使わずとも、クトゥルフの場合は1d100の値でダイスを振るため、技能値がそのまま成功確率となります。

技能が25であれば25%の確率で成功、80であれば80%の確率で成功という形ですね。

 

 Aまたはが起こる確率 2つの確率を足し算する → 「和の法則

 

つぎは和の法則についての解説です。

例えばハウスルールでよくある「ダイスを振って1~5が出たらクリティカル、96~100が出たらファンブルというルールを採用していた場合(ほとんどの卓で採用されているためよく誤解されておりますが、このルールはハウスルールです!)

「1回のダイスでクリティカルもしくはファンブルが出る確率」を考えます。

クリティカルが起こる確率ですが、ダイスの出目が1,2,3,4,5だった場合に起こるので5通り、5/100です。

ファンブルが起こる確率も、96,97,98,99,100で5通り、5/100となります。

今回は「クリティカルまたはファンブルが起こる確率」を問われているので、足し算をします。

 

5/100+5/100=10/100=1/10

 

答えは1/10、もしくは10%と出ました。

クトゥルフではシナリオによりますが、1セッションの中で1人10回以上はダイスを振る機会はあるでしょう。なのでPCはほぼ確実に1度はクリティカルorファンブルを出します笑

これはかなり意外というか、自分の体感だとどちらも出ずに終わったりする機会も多いので(ログを洗い直してみると多分これぐらいの確率なのでしょうが)、確率を考えてみるというのは悪くないことだなと実感します。

(KPは確実にPL1人につき1回分以上判定の例外処理が発生するということですからね。となるとシナリオを読み込んでいる最中、ぼんやりとでも「ここでファンブルしたらこういう処理で~、クリティカルした時はこういう処理を~」ということを考えておいた方がいいかもしれません)

 

 Aかつが起こる確率 2つの確率をかけ算する → 「積の法則

 

 では最後、積の法則です。恐らくTRPGをしている場面ですと、こちらの方がよく使用するものかと思います。

例題としては、敵の狂信者を逃がしたくないので50%の「組み付き」を敵の狂信者に当てたい場面とします。

しかし、相手は「回避」20%を持っている。「言いくるめ」45%を成功させたら足止めが出来るかも知れない……このような場合を考えていきます。

 

自分の「組み付き」が成功する確率は50/100です。そして回避ですが、相手の回避が失敗する確率は80/100です。

この二つの数値をかけ算した数値が、「組み付き」技能を当てるための確率です。

50/100×80/100=40/100=2/5

計算の結果、「組み付き」が当たる確率は40%と出ました。よって成功確率は45%ある「言いくるめ」を使用した方が良いという結論となります。

 

◇ 終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

戦闘をするべきか回避するべきか、クトゥルフ神話TRPGであれば判断しなければならない場面に遭遇する機会もあります。

そんな時に確率計算してみる、ということも判断の一助となれば良いなと思います。

 

TRPGについてのブログです

自己紹介

思いつきでブログを開設しました。オンセ界隈に住み着く妖怪の一人、ぬむぬと申します。

TRPG(テーブルトークRPG)をインターネット上で行う、いわゆるオンセ民です!

やっているTRPGのシステムは

がメインとなっていますが、その他のシステムでも遊びます。このブログではTRPGの遊び方とか、オンセのやり方、各システムの紹介、TRPGプレイヤーにとって有益だと思われるお話を書いていきたいと思います。

(新米のTRPGプレイヤーですので全てを真に受けないように!)

さて、私のこれまでのTRPG履歴ですが……

 

大学生時代、企業が運営する某PBW(プレイバイウェブ)系のGMとして活動。

これがTRPGと初接触となる

社会人になってPBWのGMを引退。代わりにリアル友人を誘ってクトゥルフ神話TRPGを開始

周囲の環境の変化により友人と遊ぶ機会が激減。いつの間にかTRPGをやらない生活が続く

あまりにTRPGをやらなくなってしまったため、TRPGカフェやコンベンションに参加を開始。しかし、資金不足によりいったんリアルでの活動をセーブ。オンセ界隈へと活動の中心を移す

 

といった流れです

 

なぜブログを始めようと思ったのか?

うーん……説明するのが難しいのですが……私なんぞの若輩者が何がおこがましい話なのですが、何かTRPG業界に貢献したかったんですね。

で、いざ何をすればいいのかと考えた時に特に何も思いつかず……まぁ、シナリオを公開する、とか、同人TRPGをつくってみる、とか色々と裏では野望もございますが……とにかく行動に移してみようと思い、とりあえずブログだ! と。

 

TRPG楽しいですよ! こういう遊びですよ! っていうことを発信していきたい。

そして、こういう時不便だな……と思った時のためのプレイガイド、そういった記事を書いていきたいと思います。

 

それではよろしくお願いします!